【主人公が”沖縄二泊三日安楽死ツアー!!”に参加するトリップコメディ】
岡﨑育之介 第一回監督作品
世界20映画祭を席巻した衝撃のカルト的作品がついに日本上陸──
〈映画『安楽死のススメ』公式サイト〉
https://www.yakusiki-web.com/anrakushi
〈映画『安楽死のススメ』公式X〉
https://x.com/anrakushi_film
マンハッタン国際映画賞 最優秀新人監督賞/最優秀男優賞 W受賞
バンクーバーインディペンデント映画祭 最優秀新人監督賞
ダラス映画祭 最優秀新人監督賞
サンディエゴ国際映画賞 最優秀新人監督賞
マドリード国際映画祭 最優秀音楽賞受賞
世界20映画祭ノミネート
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日本人男性の平均寿命が81.4歳。
今の俺が27歳。
てことは残り54年てこと。
ちょうど三分の一にきたってこと。
もう三分の一が終わったってこと。
で、残り三分の二が、これまでの三分の一より楽しい確率なんてかなり低いと思うんだ。
だって、最初の三分の一面白くない小説、その後最後まで読まないでしょ?
大体の人がもうそこでやめるよ。「あ、もうこれ読まなくていいや」って。
じゃあもう、そこでやめた方がいいな、って思って。
早いうちに閉じちゃった方がいいな、って思って。
──だから僕は、死んでみることにした。──
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◆あらすじ◆
主人公・正は死ぬことにした。
友人や相談窓口、自殺防止支援団体など様々なところに出向くが、皆一向に止めるばかり。
そうじゃない。僕は自分で選んで、健全に死を選ぶんだ。
集めたチラシをふと見ると、「沖縄二泊三日安楽死ツアー!!」という文字を見つける。
正はツアーに参加するため、友人に “片道料金” の金を借りて沖縄へと旅立つ。
そこで出会った安楽死推進団体「桔梗の会」代表・雨野川。
そして、ツアーのもう一人の参加者・氷川。
彼らと時間を共にし、正は「死とはなにか」に向き合っていく。
ツアー最終日、正はついに安楽死の飲み薬を前にする。
正はそれを飲み、本当に自分の人生の終わりを選ぶのか。
それとも、ツアーの参加をとりやめ、生を選ぶのか。
死ぬこととは。生きることとは。そして、命とはなにか。
生きとし生けるすべての者に対峙する、美しき人間賛歌。
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出演:
石原滉也
田中陸 海老沢七海
岡﨑育之介 中山慎吾 柴隼平
宮本伊織 義山真司 川島隆生
轟雅子
音楽:永太一郎
撮影:佐藤里央
助監督:中村光寿
整音:山川貴基
配給協力:神原健太朗
宣伝:倉田雄一朗
制作プロダクション:役式
監督/脚本/編集:岡﨑育之介
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◆まえがき 岡﨑育之介◆
京王線で刃物を振り回したジョーカーは、
「京王線で刃物を振り回しちゃいけないから、」振り回したのだと思う。
日々の仕事に心労を感じる人は、
サボっちゃいけないから、しんどいのだと思う。
人生をリタイアしたいと思う人は、
リタイアしちゃいけないから、リタイアしたくなるのだと思う。
自殺をしたい人は、
自殺をしちゃいけないから、死にたいのだと思う。
みんな、やっちゃいけないことだから、したくなっているんだと思う。
でも、選択肢があってもいいんじゃないか。
死にたいと思う人は、楽に死ぬのを選ぶことができても、いいんじゃないか。————–
安楽死認可の是非は国際的な社会問題となっている。
病の床で苦しむ人々、身体が麻痺した人々、植物状態。彼らはたとえもう人生に希望を見出せなくても、生きる権利だけ与えられて、生きるのを辞める権利は与えられていない。(一部医療現場では尊厳死という形で認められるところもあるが。)だが、ここまで発展した高度な種族・人類は、そろそろもう一個、違う選択肢を持つようになるというのも、それはそれでセンスあるんじゃないか。楽な方を選べるなら、選んでもいいんじゃないか。自分の人生くらい、自分の考えで終わらせられてもいいんじゃないか。
自殺大国ニッポン。皆、「死んじゃだめだ。強く生きるんだ。人生は美しいんだ・・・!」
そうやって教え込まれてきたものだから、なんだか「違う方」も良さそうに見えてしまう。
まるで、自殺するのはすごい魅力的なことに見えてしまう。
やっぱり「しちゃダメ」と決め付けられていることは、甘い香りがする。
夜中のラーメンはいつだって美味いのだ。
だから、もし安楽死が認められたら、自殺はむしろ減るんじゃないか。
皆返って、希望を持って生きられるんじゃないか。
「なんだ。いつでもやめていいんだったら、別に今すぐやめることはないか。」
そんな風に肩の力を抜いて、口笛を吹きながら、気楽に家までの帰り道を歩くのではないか。
気楽に生きられるのではないか。そう思う。
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0:00 舞台挨拶
21:18 相撲対決
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